2016年12月19日月曜日

がっつり日本人

なおが海外に滞在するのは合計1年半で、これぐらいだといわゆる「帰国子女」には分類されないことが多い。

まあ、そもそも公的な定義があるのかどうか不明で、文科省の解説ページでも「海外に長期間在留した後帰国する子ども」という表現があるが、具体的な年数はない。

中学校の帰国子女入試枠を見ていると連続して2年間以上といった縛りがあることが多い。なおの場合はこれにはかからない。

実際、なおの日頃の様子を見ていると、まさに「THE 日本人」といった感じだ。

まず、家庭での決まり文句が「ぼく、がんばっているよ!」。

これは勉強だの風呂だの歯磨きだの、やらなくてはならないことを後回しにしているときに怒られると口にする。

頑張っていると言いながらフラフラしているので、何をどう頑張っているのかさっぱりわからないが、本人としては「がんばっている」らしい。

もともと、頑張るというのが曖昧な表現で、使いやすいのだろう。

親も「ほら、がんばって!」と連発(^^;

また、小学校でも、クラスでひとりの外国人、というちょっと特別な立ち位置をエンジョイしているらしい。日本では英語を話せることが自慢だったが、こちらでは日本語が話せることが密かに自慢らしい(誰かが羨ましがってくれているとは思えないが)。

自宅でも、「日本ではこれが正しい!」とズルズルと音を立てながら麺類を食べている。

帰国まで後3ヶ月ちょい。日本に帰ったら、小学校でどれだけ適応できるのか、気になるところだが、まあなんとかなるだろう。

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