2016年10月25日火曜日

イギリスの優秀な子ども達は何を読んでいるのか

ひょんなことで発見したイギリスの子ども達の読書についての報告書、"What Kids Are Reading"がなかなかに面白かった。

このレポート、協賛しているのはルネッサンス社で、ここで本を紹介しているときに添えている数字、Book Level (BL)は、前回の米国滞在のとき小学校で使っていたシステム、"Accelerated Reader"の開発・運営元だ。そのため、この報告書で使われている本の難易度の指標はBLと同じものでわかりやすい。

優秀な子ども達(実学年より2学年以上のものを読んでいる)の読んでいる本がリストされていて、これがなかなかに気になる。

Year 5の場合、トップ5はこんな感じだ。
  1. Awful Auntie 5.0
  2. Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul 5.4
  3. Harry Potter and the Philosopher’s Stone 6.0
  4. Diary of a Wimpy Kid 5.2
  5. Harry Potter and the Chamber of Secrets 6.7
1位は聞いたことがなかったが、イギリスでのヒット作なのだろう。

Awful AuntieAwful Auntie


しかし、1位を除いて見事にWimpy Kidとハリポタが占めている。ハリポタは映画もあるし何よりも知名度が高く、Wimpy Kidは難易度の割に短くて読みやすいのが良いのだろう。

10位まで見てもWimpy Kidとハリポタばかりで、1冊だけ上の本の作者、David Walliamsによるものがある。

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