2015年3月21日土曜日

バイリンガル兄弟とプレイデートをしたときのこと

このブログではあまり「バイリンガル」という言葉を使わないのだけれど、今回登場する二人はいかにも正統派バイリンガル、という感じだった。

まだアメリカに滞在していたときだが、同じクラスのお子さんに日本人がお母さんの方がいらっしゃり、お家にご招待していただいた。いわゆるプレイデートだ。

2歳上のお兄ちゃんとクラスメイトの弟くんは、母語が英語。不自由しないどころか、学業成績が優秀で、ギフテッドのクラスに選ばれているほどだ。さらに、お母さんとお子さんたちは家で常に日本語を話しているせいで、二人とも見事なバイリンガル。長い休みには日本に帰るそうで、兄弟とも不自然さのない、綺麗な日本語だったし、最近小学生に流行の妖怪ウォッチについてもしっかり知っていた。

正直、クラスメイトの弟君の話す日本語は、なおの日本語と遜色ないというか、むしろもっと滑らかでは、と感じるレベル(^^; ただし、ときどき英単語が混じるのはご愛敬。



もっとも漢字が読めないので、ドラえもんも好きなのだけれど、コミックの自力読みは無理。日本語は話す・聞くだけ。まあ、大学・就職もアメリカになりそうなので、日本語の読み書きは大学に入って、興味があれば自力でやれば、とのことだった。

逆にこのお母さんにとっては、なおが英語をそこそこ喋れるのが不思議みたいで、私だけ家で英語を話していたと説明したら、「そんなことってできるんですね」と感慨深そう。ネイティブではないだけで、やっていることは日本語と英語を入れ替えてるだけなのだけれど。



日本語と英語が裏返し、と考えると、やはりネイティブのお母さんと家庭で常に会話、プラス長期休みには実家に帰省して文化に触れられれば、これだけ自然な第二言語習得ができるのか、と羨ましいような。

逆に言えば、それだけ環境が揃っていても、かなりの労力をつぎ込んで根気よくやらなければ読み書きまでは修得できないというのもはっきりしている。

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