2014年12月17日水曜日

アメリカの小学校のサイバーぶりがすごい

こちらの小学校に来て3ヶ月ほど。授業そのものを参観できてはいないので、具体的に違いが分かっているわけではないのだが、なおの話を聞く限り、思ったよりも日本の小学校との違いは大きくないようだ。思ったよりも、授業中での自分の意見の発表などもない(なおによれば)。

親として感じる大きな違いの一つは、コンピュータとインターネットの活用の程度。

こちらでは、まず転入したとたんに、小学校が契約している各種インターネット教育サービスのIDとパスワードが発行される。

リーディング促進プログラムであるルネッサンス社のARシステムについては以前書いたとおり。

加えて、リーディング課題であるKidbizや毎日5分ほどやることが宿題になっているIXL Mathもある。

また、週に1回、コンピュータの授業がある。

この時間では、Typing Clubでタイピングを練習したり、ワープロを使って作文を清書したり、プレゼンテーションのスライドを作成したりするらしい。

ワープロとプレゼンに使われるのは、Googleドキュメントで、作成したファイルはクラウドで保存される。宿題として、クラウドにある文章を編集することが求められることも。生徒一人一人に、学校専用のグーグルアカウントが用意されているからできる。

なおが、これが宿題といって、突然テレビに繋がっているパソコンに向かってGoogleドキュメントにアクセスしたときはびっくりした。特に私の説明がなくても、必要なファイルを自分で開き、なにやら打ち込んでいた。

ちなみに、なおがどの授業が一番好きか聞いたら、このコンピュータの時間だった。このあたり、両親の好みをしっかり受け継いでいる(笑)。

また、コンピュータの時間にリーディングや算数のアセスメント・テストがあったりもする。学期毎にテストして伸びを記録し、担任が指導に役立てるらしい。

なおが転入したばかりのときに受けたテストの結果では、3年生全体の中でリーディングが上位5%、算数が上位1%という結果だった。

また、先生からの連絡もメールで届く。



昨日、なおが家で編集していたのは、理科の実験のレポートだった。

肥料を使った場合と使わなかった場合で、植物の発育がどのように変化するかをトマトを使って実験している。毎日の発育の様子を記録し、最終的には結果をグラフにまとめ、文章で結果を報告するようだ。

観察までは日本の小学校でもやるけれど、そこからレポートを書くところが、知識を学ぶだけではなくて、加工して発信することを重視するアメリカの小学校らしい。

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2 件のコメント:

ものぐさハハ さんのコメント...

ハナコもサマースクールで「コンピュータが一番楽しい!」といっていたことを思い出しました。まぁ、ちょっとした単語ゲームで遊んだ程度だと思うのですが。。
小さいうちからコンピュータに触らせるには、アルファベットだけで事が済む英語の方がとっかかりの易いかなぁとも感じました。

なおぱぱ さんのコメント...

>ものぐさハハさん

漢字変換のない英語の方が、キーボードの扱いが楽、というのは確かにありますね!

なおは日本語の入力方法も知りたがっているんですが、ローマ字を教えないといけないので(もうだいぶ知っていますが)、ちょっと面倒で躊躇しています。

ゲームで遊ぶのが好きなのはどの子も一緒かな?