2013年2月15日金曜日

子どもの性格、どこまでが家庭教育の効果か

なおの風邪はなんとか無事幼稚園には行けるぐらいに回復し、コンサートでの合図のお役目も無事果たすことができた。

昨日はバレンタインデーだったからどうかはしらないが、誰か(女の子か男の子かも不明)がなおに向かって、「だいすき」と伝えたところ、なおは「(ぼくはきみのことが)だいすきじゃないから(だいすきとは)いえない」と返事をし、相手の子を泣かしてしまった、という話だった。

先生がその話をお迎えのときになおままに伝えたのは、「もう年長さんなので、相手の気持ちをくみ取れるようにしましょう」ということを家庭でも気をつけてくれ、ということらしい。

話を聞いて、いかにも空気の読めないなおらしいと感じた。空気が読めないというよりは、自分の気持ちが常に最優先で、相手の気持ちを思いやることができない、というべきか(要は幼くてわがまま)。

まあ心配しなくても、小学校に入ったら、きっと「だいすき」なんて言ってくれる相手はいなくなるに違いない。

なおの性格は私に似ているなと感じる面もあるし、なおままに似ている面もあると感じるところもあるが、しかし「思いやりの心」なんてしつけではそう簡単に身につかない、というのが私の意見だ。

兄弟が何人もいるところでは、同じ育て方をしていても性格は本当にばらばらだという話も聞く。

もちろん、あきらめて投げやりになっているのではなく、日々の生活を通じて、こうしたことは身につけていってもらうつもりだが、何でも親のしつけに還元する考え方は好きではない。

性格でも学力でも、だいたい半分は遺伝で半分は環境、親のしつけはその環境の要素の一部分でしかない。なんともならない部分はなんともならないのだ、と割り切った方が気楽でよいような気がする。

まあ、出来のよいお子さんをお持ちの保護者さんは違う考え方をするのかもしれないが(^^;



このところ、iBooksで朗読音声つきの電子絵本が安く買える話をよくしている。iPadやiPad miniだけでなく、iPhoneやiPod touchでも使えることを確認した。

ただ、こうした電子絵本はやはり紙の絵本を置き換えるものではないと思う。

いつでも好きなときに本棚から引っ張り出して読むという環境構築を通じて、活字を読むことに慣れ親しむ必要がある、というのがひとつ。また、いつでもタブレット端末を子どもに使わせるわけにもいかない、というのがもう一つ。

あくまでも補助的役割を果たしてもらうのがよいだろう。



今週末、私は出張で東京に来ている。先週からの風邪もあって、ワークブックなどがまったく進んでいないが、まあ長い目でみればこうしたときもある。焦らず地道に進めよう。

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4 件のコメント:

ものぐさハハ さんのコメント...

大人になっても、ごめんなさいの相手には、「ごめんなさい」というしかないと思うのですが。。不思議な先生の対応ですね。。^^;

なおぱぱ さんのコメント...

>ものぐさハハさん

まあ、大人の場合は特にそうですが、幼児はみんなお互い「だいすき」でいいんじゃない、ということかもしれませんね。

macha-_- さんのコメント...

こんにちは^^

私はなお君の態度は硬派で好きです。

ウチの子たちは好きなんて言われると、
スキでもないのにニヤついて、好きになりそうで・・・(--;
空気が読める方でもないです。
次男はクラスの子にチョコ貰って、メロメロ。
普段は「俺の好きな女はお母さんだけや!!」って言ってるくせに。

ウチのに比べるとなお君かっこいいですよ。

なおぱぱ さんのコメント...

> macha-_-さん

そうですね、なんだかこんな素っ気ない方が好意が持てる、という方も多いのですね。

でも、好きって言われてメロメロになるのも可愛いなあ、と思うのですが(^^)