2011年10月26日水曜日

あれれ?幼児からやっても日本人に難しい発音の違いは駄目?

ことのはじまりは,どんな文脈だか忘れたが,私の"year"の発音をなおに訂正されたことだった.正直,私には違いが聞き取れなかったのだが,私の想像では,"ear"じゃなくて"year"でしょ,みたいな感じでチェックを入れられたのだと思う.

そう,私も聞いたことがあったのだが,"year"と"ear"は発音が違うという(ほとんど実感できたことがない)."year"にはyの発音が入る.まあ,綴りから見ても当然の話だが,今まで意識したことがなかった.

こ,これはなおには違いがわかるのか?

ということで,急遽,実験タイム!

自分ではまともに発音ができないので,電子辞書に登場願った.画面を隠して発音を聞かせ,それが"year"か"ear"かを当てさせる.

てっきり,簡単に区別がついてすぐに回答するか,と思ったら,なおは困った顔. どうやらわからないらしい.うーん,さすがに今まで2年間,英会話の相手を務めてきた私が区別していない発音は,いくらDVDでネイティブの発音に触れていても駄目らしい(^^;

困ったなおが突然書き始めたのがこちら.



"year"と"ear"の違いについて説明してくれた(笑) "ear"は「みみ」で,yを足すと"year"になり,これは「ぷく5さい」に使うのだという.この「ぷく」というのは「ぼく」の間違いで,真面目な顔で,「ぶく」というので,私はこらえきれずに笑ってしまった.自分でも言いながら変だと思いながら「ぶく?」となっていた.

追記:なおままによると、このときの発音は破裂音で"Buku"だったらしい。

こういうときに笑っちゃいけないので,反省(^^; だが,あまりに可愛いので証拠写真を撮るべく,ダッシュで紙を確保(笑).

その後,なんか調子に乗り始めて,こんなものも作っていた.



右の方,ちょっと見づらいが"all"にbをつけると"ball",それからbをとって,wをつけると"wall"になる,という話だ.日本語で「ぼうる」とか「かべ」とか書いてあるのがシュール.ちなみに,"wall"を日本語でいうかすぐに出なかったらしく,私に聞いてきた.

真ん中にごちゃっとしているのはワークでよくありがちなアルファベットの迷路.即席で作ってみたらしいが,説明されても解き方がよくわからない.抜けると右の"all"にいくようだ.

下の方には,"Why did cross(er) cross the road?"らしきものが書いてある.これはなおが最近気に入っているChicken Crossin' the Road Jokes(のつもり).

原典はキッズ向け無料教育コンテンツ満載のサイト,Mighty Bookで見たジョークでこちらに同類のジョークがいろいろ載っている

Why did the chicken cross the road, roll in the mud and
cross the road again ?
- Because he was a dirty double-crosser

このジョークをMighty Bookで見ていたく気に入っているのだが,意味がわかっていないために,上のような変な覚え方をしているのだろう.

これらを書いているときは,壁に貼ってあるワールドワイドキッズのポスターを眺めて,アルファベットの書き方を確認していたし,"road"の綴りを聞いてきたりした.書く力についてはまだまだだが,ワークをきっちりとはやってくれないので,とりあえずは好きに書かせるだけにしている.

発音に関しては,まだ間に合うはずなので,しばらくは電子辞書を使いながら,"year"と"ear"の区別をつけるべく,がんばってみようと思う.完璧かどうかはわからないが,"R"と"L"の区別が多少つくことは確認済み.

***

ビデオはこんな感じだ.今は何度目かは忘れたがまた"The Aristocats"ブーム.

朝:「おしゃれキャット」(The Aristocats) の一部 10分
午後:The Backyardigans 20分
   つくってあそぼ 15分
夕:「おしゃれキャット」(The Aristocats) の一部 10分

夜の読み聞かせは図書館から借りてきたこちら.以前借りたものと同じシリーズで,今回もばかばかしさが炸裂している.

A Know-Nothing Halloween (I Can Read)A Know-Nothing Halloween (I Can Read)



結構気に入ってリピートがかかったのだが,ちょっと疲れていたし時間も遅かったので却下.最近,このパターンが多いなあ.

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4 件のコメント:

cotton さんのコメント...

娘にYou are 3 years old.と教えて、No! I (have) two ear(s).と言われたことがあるのを思い出しました。私自身、その辺の発音はかなり怪しいです><
しかし、この図式はなんということでしょう!!
学者が頭の中を整理するときに書くような図ですね。すごい。

まりやん さんのコメント...

すっごいですね~!なおくん^^
いや~、本当に!!

ただ、ただ感心してしまいます!
賢いわ~~~!!

でも、なおくんyearとearの違い聞き取れてるんじゃないかな~。電子辞書の音ってなんだか生の声とは違って、聞き取りにくくないですか?(って、うちの電子辞書の質が悪いのか??^^;)

こういう言葉遊び(っていうのかな?)ができるっていうのは、本当にきちんと身についてるという感じがしますよね!

今後も目が離せないです!^^

ものぐさハハ さんのコメント...

"year"と"ear"!私も友人に何度も発音させて結局違いが分かりませんでしたー。子供達は、分かるようになるのかしら。
単語遊び、面白いですね。子供ならではの学び方というトコでしょうか。遊びながら学ぶって理想ですね!

なおぱぱ さんのコメント...

>cottonさん

ほんと,日本人には難しいですよね.

検索してたらこんなジョークが見つかりました.

How many years do we need to master English?
You need only two ears.

この図は,聞き分けられないのを必死に誤魔化して書いてみた,という感じです(笑)わかっているんだ,ということを示したかったらしく.

>まりやんさん

いや,そんなすごいものじゃないですよ(^^;

Ball, Wall,あたりはいろいろなところでライミングとしてでてくるので,yearとearと同じライミングの例として使いたかったのでしょう.

各種ビデオ教材・絵本なんかでライミングが頻繁に出てくるので,自然に身についているというのはありますね.

聞き分けに関しては,ぱっとひらめくときもあれば,さっぱりのこともあるようです.いつか,ネイティブの人がいるときに試してみたいですね!

>ものぐさハハさん

ものぐさハハさんでも駄目ですか!一応電子辞書で発音させてみると,微妙に違いがあるんですが,目をつぶってどちらがどっち,と言われるとつらいですね.

まあ,文脈でわかるので聞き分けはさほど必要じゃないけれど,きちんと発音ができるようになっておいた方がいいですね.

遊びで学び,目標ですけど,こんなことやるのはごくごくたまに,ですね(^^;